意味がわかると怖い話

意味がわかると怖い話 No.006「遊園地」

意味がわかると怖い話「遊園地」

小学校に入る前の娘と遊園地に行った。

入り口には看板が貼ってあって、「楽しんでね」と書かれていた。

まだ字が読めるようになったばかりの娘が、まじまじとその看板をみていて微笑ましかった。

 

ジェットコースター、観覧車、コーヒーカップ、と色んな乗り物に乗ったが、しかしどうにも娘はそわそわして楽しんでいる様子がない。

俺が「せっかく遊園地に来たんだから入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ」、と言うとやたら暗い顔になる。

まだ娘に遊園地は早かったのかもしれない。

仕方ないから帰ることにした。

 

そして、娘はその日自殺した。

俺は今でも自分を許せない。

ヒントありで読む

小学校に入る前の娘と遊園地に行った。

入り口には看板が貼ってあって、「楽しんでね」と書かれていた。

まだ字が読めるようになったばかりの娘が、まじまじとその看板をみていて微笑ましかった。

 

ジェットコースター、観覧車、コーヒーカップ、と色んな乗り物に乗ったが、しかしどうにも娘はそわそわして楽しんでいる様子がない。

俺が「せっかく遊園地に来たんだから入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ」、と言うとやたら暗い顔になる。

まだ娘に遊園地は早かったのかもしれない。

仕方ないから帰ることにした。

 

そして、娘はその日自殺した。

俺は今でも自分を許せない。



解説

字が読めるようになったばかりの娘に、漢字は読めたでしょうか?

看板に書いてあった文字は「楽しんでね」。

漢字が読めなかったのだとしたら…。

そして、父親はそれに気づかず「看板に書いてあるとおりに」と言ってしまった。