なぜ酒鬼薔薇聖斗は淳君を狙ったのか?ターゲットにされやすい子供の特徴

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今から18年前の、1997年に発生した神戸・児童連続殺傷事件。

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「酒鬼薔薇聖斗」と名乗る当時14歳の少年が11歳の土師(はせ)淳君を殺傷したこの事件は、その残虐さと特異さから、世間を震撼させました。

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酒鬼薔薇聖斗を尊敬する若い犯罪者たち

そして、その後も同類の殺人事件は度々発生しているばかりか、凶悪犯罪者が「酒鬼薔薇聖斗」を尊敬していることなどをネット上で書きこんでいるケースが目立ちます。

2014年に柏市の住宅街で起きた連続通り魔事件で逮捕された竹井聖寿(せいじゅ)容疑者(24)。

さらには老女殺害で2015年1月27日に逮捕された名古屋大学1年の女子学生(19)も「酒鬼薔薇聖斗」を称賛していたとして、ニュースなどで大きく取り扱われました。

日本は長らく治安がよく、安全と言われてきましたが、このような状況では、どこに犯罪者がいるか分かったものではありません。

親や周囲の大人は、どのように対処をしていくべきなのでしょうか。

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犯罪者に狙われやすい子供の特徴

「酒鬼薔薇聖斗」は淳君を狙った理由として、「僕より小さいので殺せる」と思ったということを証言していました。

このように、子供を狙う犯罪者は、無差別に対象を選んでいるわけではありません。

狙われやすい子供には、以下のような特徴があると言われています。

・大人しく従順で、自己主張をはっきりしない、またはできない

・体が小さいなどで激しい抵抗ができない

・優等生タイプで、大人の言うことをよく聞くように教育されている

・1人で行動することが多い

・行き先がはっきりせず、ブラブラしている

・愛情に飢えているなど、心に「隙」がある

知らない人が犯罪者だとは限らない

つい先日も警察官が小学校4年生の女児を誘拐しようとした事件が世間を騒がせました。

このように犯罪者が「見るからに不審者」であるとは限りません。

さらに言うと、見知らぬ人であるとも限らず、「酒鬼薔薇聖斗」と淳君のように顔見知りであるケースも多いのです。

家の周囲も危険

また、「家の周りなら、1人で外出させても大丈夫」と安心しがちですが、それは大きな間違いです。

内閣府NPO法人「日本防犯学校」の学長で犯罪アナリストの梅本正行氏の著書『泥棒はなぜ公園に近い家を狙うのか?』によると、子供の連れ去りは、暗くなる前の昼下がりから夕方にかけて通学路で発生することが多く、自宅から100メートル以内という至近距離で起きるケースが多いそうです。

子供に行いたい防犯教育

子供に言いがちなこととして、「知らない人にはついていってはいけません」「怪しい人に声をかけられたら逃げなさい」などというのは危険です。

「具体的に名前をあげた以外の人の車に乗ったり、声をかけられてもついていってはいけない」と教えるべきでしょう。

また、外出する時は、なるべく親など家族が行動を共にするか友達と一緒に行動させ、どうしても1人で外出が必要な場合は、ブラブラせずに行き先にまっすぐ行くようにさせましょう。

さらに、以下のようなことは子供の防犯意識を高め、犯罪者から守るのに大変有効です。

1.地域の「防犯マップ」を子供と一緒に作る

通学路などを子供たちと点検し、犯罪が起こりやすい場所を洗い出して地図に記載する「防犯マップ」作りに取り組んでいる学校が増えています。

しかし学校任せにせずに、子供と一緒にマップを確認しながら歩いたり、マップ作りをすることをお勧めします。

2.発生した事件について語り合う

子供に犯罪のことを伝えることに躊躇される方も多いかと思いますが、近年は犯行手口も巧妙化しており、普段親が言い聞かせている内容では被害を防げない場合があります。

ケーススタディとして、犯行の背景や手口などを伝え、「どうすれば犯罪を防げたのか」について語り合い、対処法を子ども自身にも考えさせるようにしましょう。

3.定期的に子供に質問をする

例えば以下のようなことを子供に聞き、正しい認識があるかを定期的に確認しましょう。

・●●さんに「車に送っていくよ」と言われたらどうする?

・知らない人に名前を呼ばれ、「お母さんが病気になった」などと言われたらどうするか

・警察官だという人に呼び止められたらどうするか

・知らない人に追いかけられたらどうするか

・家に1人でいる時に玄関のチャイムが鳴ったらどうするか

・防犯ブザーの正しい使い方の確認

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凶悪犯罪者は既に出所していることも多い

酒鬼薔薇聖斗は2005年に少年院を退院しています。現在は既に更生してどこかの工場で働いているといいます。

また、以前記事でも紹介した女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人らも、全員出所しています。そして、既に再犯を犯している者もいます。

関連リンク
女子高生コンクリート詰め殺人事件の全貌。全員が出所済み、2人は再犯…

1969年に起きたサレジオ高校首切り事件では、犯人は少年院退院後、有名大学に進学し、弁護士となりました。

このように未成年犯罪者は「少年法」により、凶悪事件であっても出所が早い場合が多いのです。

親自身の防犯対策が子供の命を守る

犯罪と言うと家の外を警戒しますが、自宅で発生することも珍しくありません。

また、親と一緒にいるからといって、100%安全とも言い切れないのです。

例えば、2000年に一家4人が殺害された「世田谷一家殺人事件」は、2階の浴室の窓が開いており、そこから侵入したと言われています。

また、オウム真理教により弁護士一家3人が殺害された「坂本堤弁護士一家殺害事件」は、事件当時は玄関のドアの鍵が開いていたため、玄関から侵入されてしまいました。

まずはドアや窓のカギを施錠するといった基本的な防犯対策をしっかり行うことが、家族の命を守る上で大変重要です。

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