地下鉄サリン事件の審理開始。検察「高橋被告は殺傷能力を知っていた」

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元オウム真理教信者の高橋克也被告(56)の裁判員裁判の第16回公判が13日、東京地裁(中里智美裁判長)で開かれ、間もなく発生から20年となる地下鉄サリン事件の審理が始まりました。

被告は同事件で無罪を主張していますが、検察側は冒頭陳述で、「被告は教団が目的達成のためには、人の殺傷をまったくいとわないことを理解していた」と指摘。

「サリンの殺傷力を知っているからこその行動を取った」と主張しました。

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高橋被告は平成7年3月20日午前8時ごろ、元教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(59)らと共謀、都内の地下鉄でサリンを散布させ、12人を殺害、14人に中毒症を負わせたとして起訴されました。

検察側は、麻原死刑囚らが警察の強制捜査を阻止しようと、地下鉄にサリンを散布する無差別テロを計画。

日比谷線内でサリンを散布した元教団幹部の豊田亨死刑囚(47)の送迎役として、高橋被告を指名したと述べました。

一方、高橋被告は1月の初公判で、「まかれたものがサリンとは知らなかった。殺害の共謀もなかった」と無罪を主張しています。

この日の弁護側も「豊田死刑囚の運転手役を任され、送り迎えすればいいと考えただけで人を殺すつもりで携わっていない」と述べました。

争点は、 殺人の共謀と殺意の有無。過去の裁判で確定した事実関係を基に、高橋被告が果たした役割や、当時の認識を焦点に証拠調べや証人尋問が行われます。

公判ではこれまでに、VX事件と目黒公証役場事務長監禁致死事件の審理をいったん終えており、地下鉄事件の審理が3月初旬まで続きます。

その後、東京都庁郵便物爆発事件の審理や被告人質問を経て4月1日に結審、判決は4月下旬の見通しです。

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