人工知能、「人」としての完成度は30%。一家に一台ドラえもんの時代は近い?

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古くから漫画や映画の中では、ドラえもんなどを始め、人とロボットが友情を育む姿が描かれてきました。

発展著しい人工知能の技術をもってすれば、人の感情を理解するロボットも技術的には実現可能なのでしょうか?

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ロボットは人の感情を理解出来るのか?

結論からいえば、可能だと思います。

私は今世紀中には人工知能に感性的な思考や感情が芽生え、表情や声色などから人の気持ちが分かる、人間味あふれるロボットが誕生するのではないかと考えています。

(人工知能学会:です松原仁会長)

松原氏によれば、1950年にスタートした人工知能の研究は近年になって急加速。すでに“知性”という点では、人間を凌駕するといいます。

ひとつの例として挙げられるのが、コンピューター将棋の進化。

1970年代に研究が始まり、計算上は、今年2月中に羽生善治棋士に勝ち越すレベルに達する見込みです。

膨大な棋譜を分析し、相手の思考を読み、次の一手を考える将棋はまさに論理的な知性の象徴。

そのゴールは見えてきましたので、次はさらに難しい『感性』の部分にアプローチするプロジェクトが始まっています。

(同)

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ロボットに小説を書かせてみる

松原氏は数年前から人工知能で文学作品を創作する研究をスタート。それは、星新一のような短編小説を書かせるという試みです。

人間の小説も、これまでに書かれた文章を無意識に組み合わせて作られている部分があります。

その組み合わせ方が新しければ、それは創作と言えると想定し、研究を進めています。実現すれば、人間の専売特許とみられていた感性やひらめき、クリエイティブな表現まで人工知能が扱えるようになります。

(同)

現状の人工知能はどれくらい人間に近づいているのか?

人間を100とすると今のところ30くらいですが、ある段階を超えれば飛躍的に進化します。

いずれ人工知能は人間にプログラミングされなくとも、向学心をもって情報を集め、勝手に学ぶようになる。

あたかも人工知能に自我が芽生えたような状態です。

知性と感性、それに自我が合わされば、ほぼ人間と呼べる人工知能になる。

人間とロボットが友情を交わすというのも夢物語ではなくなり、疑似恋愛もできるようになるでしょう。

(同)

疑似恋愛が出来るようになるなんて、まさに二次元が現実に飛び出してくるような感じがしますね。

一方、世界では「人間の脳」をつくりだすプロジェクトも進んでいます。

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世界で進む人間の脳を作り出すプロジェクト

アメリカでは米国国防高等研究計画局の『シナプス計画』、ヨーロッパでは『ヒューマンブレインプロジェクト』として、それぞれ巨費を投じた研究開発が行われています。

脳のシナプスとニューロンの仕組みをスーパーコンピュータで再現するもので、あと2~3年で人の脳と同等レベルのデータ処理能力に達する見込みです。

人の“脳”を模倣することで、自ら考えるコンピュータができるのではないかといわれています。

(日本シンギュラリティ協会・小泉貴奧会長)

もちろん、あくまで人間はロボットを道具として使うべきとする学者も多く、「友達ロボット」の是非についての判断は分かれています。

しかし、ロボットが人間のように考える未来は、なんだか楽しそうでもあります。

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一家に一台のドラえもん、とまではいかなくても、それに近い現実はそう遠くはないのかも知れません。

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